納豆とヨーグルトで骨粗しょう症予防に?!食べ合わせで栄養がパワーアップ

納豆やヨーグルトの発酵食品は、どちらか1つ食べても腸内環境がよくなったり、免疫力アップになったり…と、色々な効果があります。

実はこの両方摂ることで、栄養価が更にアップするのはご存知でしたか？

今回は、納豆とヨーグルトで骨粗しょう症予防についてのご紹介です。

納豆の栄養・特徴

日本が誇る発酵食品「納豆」は大豆などの豆に、納豆菌を混ぜて発酵させたものです。

納豆菌の働きで大豆が消化されやすい形になり、整腸作用もあります。

栄養的には植物性たんぱく質、脂質、カルシウム、鉄、ビタミンK2など。

その他、大豆には少ないビタミンB2も含まれており、肌トラブルや疲れ目、口内炎の予防や改善効果も！

食物繊維も豊富で、さつま芋の4倍も含まれています。

腸内環境を整え免疫力アップや血栓の予防、骨折の予防、大豆に含まれている有名な栄養素「大豆イソフラボン」で更年期障害の予防や改善、血糖値の急激な上昇を抑える働きもあるのです。

また、長崎大学は論文で納豆などに含まれている「5-アミノレブリン酸」という成分が新型コロナウイルスの感染を阻害したとの研究発表もしています。

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納豆にはアンチエイジング効果など、嬉しい栄養がたくさん含まれているのです。

ヨーグルトの栄養・特徴

ヨーグルトとは、牛乳などに乳酸菌を加え発酵させたものです。栄養成分は牛乳とほぼ変わりませんが、カルシウム含有量は牛乳以上で、消化・吸収も牛乳より早いことが特徴です。

乳糖不耐症で牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしてしまう方も、ヨーグルトで乳糖が分解されるため大丈夫という方も！

乳酸菌には整腸作用、免疫力アップなどの他、がん細胞を抑える効果などもあるとして注目されています。

またさっぱりとして食べやすいので体調が良くないときにも用いられることも多いです。

食物繊維の多い野菜や果物と合わせて食べるとコレステロール吸収防止、糖尿病予防にも。

骨粗しょう症予防になる組み合わせ

納豆とヨーグルトの組み合わせは骨粗しょう症予防になるため、特に40代以降の女性にはおすすめです。

納豆に使用されている大豆のカルシウムとイソフラボンが骨粗しょう症予防になり、ビタミンK2がカルシウムの吸収を高めてくれるのです。

ヨーグルトもカルシウムが豊富で、大豆イソフラボンの効果をアップする「エクオール」という成分が体内で増やしてくれることに注目です。

納豆とヨーグルトを組み合わせることで、さらに骨粗しょう症予防になるのです。

そして、納豆菌と乳酸菌にはプロバイオティクスが含まれています。

納豆菌と乳酸菌は、プロバイオティクスとして腸内環境を整え、健康増進にも役立つことが報告されています。

※プロバイオティクス…腸管内の微生物環境を変化させることにより、有益な効果をもたらす生きた微生物を含んだもの。乳酸菌、ビフィズス菌、酵母菌など

食べる時間で効果アップ？！

メディアでも、ヨーグルトや納豆などの発酵食品は「朝がいい？夜がおすすめ？」など取り上げられています。

結論、納豆やヨーグルトなどの発酵食品は、夕食に摂る方が効果が発揮しやすいのです。

理由は納豆に含まれているナットウキナーゼは食後10時間から12時間近く働き、血液がドロドロになり血栓ができやすいとされているのが夜だからです。

夕食で納豆を食べることで、ナットウキナーゼの血液サラサラ効果で血液の血栓予防にも繋がるのです。

また、ヨーグルトも腸内環境を整える働きがある善玉菌を増やす効果があるため、腸内の善玉菌が多いことで免疫力の活性化、便秘予防、美肌効果などメリットがたくさんあります。

私たちの腸の消化活動が活発になるのも実は「夜」なので、夕食時にヨーグルトを口にすることで整腸作用、消化作用がスムーズになり次の日にはお通じが良くなりお腹もすっきりです。

乳酸菌は夜中から朝にかけて増加しやすいことも関係しています。

納豆とヨーグルトは夕食時に摂るとさらに効果を発揮するのです。

納豆とヨーグルトを使った簡単レシピ

納豆とヨーグルトを使用したレシピです。

納豆とヨーグルトを混ぜて食べることに抵抗のある方は、別々で召し上がっても大丈夫です。

＜材料＞

• 納豆…1P
• 無糖ヨーグルト…大1
• 納豆タレ
• オリーブオイル…小1

＜作り方＞

全ての材料を混ぜるだけ！

さらに野菜を添えると栄養価UPにも繋がりますよ。

野菜の食物繊維は善玉菌のエサにもなるので、腸内環境もさらによくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。納豆とヨーグルトで病気予防につながることがわかりましたね。

おすすめの摂る時間は夕食。ぜひ、骨粗しょう症が心配…という方はお試しください。

骨粗しょう症だけではなく美肌効果も発揮しますよ。骨粗しょう症予防は食事だけではなく運動もとても大切です。

専門家のアドバイスをききながら、楽しく運動しませんか？