メディカルフィットネス創業の想い | 株式会社SHARE
こんにちは!
医療機関と提携したフィットネスクラブ…
正式には「健康増進施設」または「指定運動療法施設」
通称は「メディカルフィットネス」を道内で2店舗運営するSHARE
(そして3号店目を開業準備中)
メディカルフィットネスを名乗るジムは多いですが、きちんと厚生労働省から認定を受けたメディカルフィットネスは非常に少ない…
(くわしくはこちらをご覧ください)
公認メディカルフィットネスを複数展開する法人は道内ではSHAREくらいだと思います。
(小樽店は間もなく上記サイトにアップされると思います)
ここでは、そんなMEDICAL FITNESS(メディカルフィットネス)を立ち上げたSHARE代表の佐伯から、創業の想いをご紹介させて頂きます。
代表の想い
もともとSHAREは1軒のリハデイから始まりました。
第1号利用者は佐伯の母…
料理中に台所で尻もちをついただけで股関節を骨折してしまい「要支援2」となってしまった母…
昨日まで佐伯家の子育て(当時、年子の姉妹に3人目が生まれたばかり…)を陰に日向に手伝ってくれていた母が、一瞬にして”要支援状態”になってしまったことは佐伯家にとっては絶望的な事件でした…
今でこそ「高齢女性はちょっとした転倒で骨折してしまうこと」や「それをキッカケに要支援状態になり、そのままジワジワと要介護状態になってしまうこと」は、介護業界ではよくあるケースであることは知っていますが、当時は知らなかったので、自分達の悲運を嘆きました。
当然、誰よりも母自身のショックは大きかったと思いますが、本人はその精神的ショックをバネにして、佐伯が経営するリハデイでリハビリに励み、3年程でリハデイを卒業できました。(その後については末尾をご参照ください^m^)
しかし、実は、母のようにリハデイを卒業できるケースは稀です。
今日現在SHAREが運営するリハデイ7施設800名程の利用者様のうち、リハデイを卒業されるケースは年間10件程…つまり1%くらい…
介護業界専門誌の方が言うには「この数値は珍しい(極めて高い!)」とのことですので、介護業界全体で言えば、もっと確率は低いようです。
つまり、ひとたび要支援状態になれば、そのまま数年後には要介護状態になって人生を全うしていくのが「普通」なわけです。
今の日本においては。
そんな日本において、「ピンピンコロリ」を是とするSHAREとしては、この「普通」を変えていく必要がある…つまり、リハデイを卒業できるケースを増やしていきたい。と考えています。
しかし、現行の介護保険制度は、少子高齢化の流れに耐えられず、着々と「1人あたり予算」を削られています。
現役世代は少なくなり、高齢世代が増えるのですから、致し方ないことです。
島国・日本において、この流れは止められないでしょう。
したがって、ひとたび要支援状態になった方を、要支援ではなくする。というチャレンジは、年々ハードルが高まっていくものと推察されます。
したがって、「そもそも要支援状態にならないようにする社会的仕組やビジネスモデル」が必要であると考え、行動してきました。
2012年にはNPO法人スマートライフを設立し、ボランティア的な運動教室をコツコツ続けていたり、
2016年からは「運動嫌いの為のパーソナルトレーニングジム」を展開し続ける活動をしてきました。
これはこれで一定の成果を挙げることができております。
介護保険を払い始める40歳以上の方…常時5,000名近い方々にパーソナルトレーニングを提供したり、
運動の習慣化や食習慣の見直しをサポートするチェーンを創ることができました。
これはこれで今後もカイゼンを重ねていきます。
同時に、このチェーンではカバーしきれていないニーズがあることも、ずっと気になっていました。
正確に言うと、各店で、コーチ達が善意で、できる範囲で、なんとかサポートしているケースがありました。例えば、
- 糖尿病と診断され、運動習慣と共に食習慣も見直すように医師から指導を受けて、なんとか見直そうと頑張っているものの、なかなか習慣を変えられない方…
- ヒザが痛いけど、医師から「手術すれば痛みはかなり軽減するけど、保存療法で改善するのが理想と指導を受けているが、なかなか、実践できていない方…
こうした「内科的」または「整形外科的」な疾患、または、症状が見えている方々のサポートは、一定レベル以上の知識・経験・資格を持ったコーチだけが、日々たくさんの会員さんのサポートをする中で割ける時間の中で、サポートしてきたのですが、正直、限界があります。
ただ、こうした方々は「要支援→要介護」になる一歩手前の状況にある…下図(厚生労働省が作成した図)で言えば「レベル3」…間近に迫る滝壺に落ちないようにできるかどうかの瀬戸際にいる方々のサポート…
このサポートができるような場、仕組が、医療機関と連携するメディカルフィットネスです。
この図で言えば、レベル1・2の方々は、NPO法人スマートライフや「運動嫌いの為のパーソナルトレーニングジム」であるスマートウェイ・スマートスタジオがカバーするところで、レベル3、一部レベル4もカバーするのがメディカルフィットネスになります。
上図は「生活習慣病」だけを表現していますが、整形外科系でも同じような状況があります。
SHAREが経営するリハデイに通うキッカケの6割は生活習慣病を起因・遠因としているものですが、
残り3割は整形外科的な症状…変形性膝関節症、脊柱管狭窄症などを起因としています。
あと1割の方は「転倒による骨折」が原因…佐伯の母と同じ原因…これに間接的とはいえ、大きく影響するのは「骨粗鬆症」という病気です。
病気というよりも、加齢現象…特に閉経後の女性は骨がもろくなるのは自然現象のようなものですが、これも整形外科系に含まれます。
例えば、転倒による骨折を防ぐ為に「歩かせない」という発想もありますが、ピンピンコロリを是とするSHAREとしては
- バランス感覚を養う
- 転びそうになっても踏ん張れる筋力をつける
- 転んだくらいでは折れない骨密度を保つ(骨粗鬆症を予防する)
という発想で、メディカルフィットネスを展開しています。
こうしたサービスには、一定の専門知識と経験知が必要で、それらを兼ね備えたコーチ陣が集結した店舗が、メディカルフィットネスです。
- MEDICAL FITNESS 北12条は、札幌の最新の整形外科として有名な北新病院(https://www.hokushin-hp.or.jp/)
- MEDICAL FITNESS 小樽は、明治時代から北海道の医療を支えて来られてきた済生会小樽病院(https://www.saiseikai-otaru.jp/)
こうした、SHAREにとっては勿体ない医療機関と提携させて頂くことで、実現できたメディカルフィットネスです。
ここに至るまで、北海道経済産業局様、サツドラホールディングス様、北海道二十一世紀総合研究所様など、多くの関係各位の皆様のご支援を賜りました。
北海道の未来をガチで憂い、行動されている組織・企業皆様のご期待に応えられるメディカルフィットネスを目指して、常に精進して参ります。
医療的問題を抱えながら、運動できる場所を探しておられる皆様にとって、弊社のメディカルフィットネスが最適かどうか、わかりません。
ただ、私たちは「ベストを尽くす」と思い、日々、研鑽している会社ではあります。
また、要支援・要介護の方々のリハビリに励みながら、「要支援・要介護状態にならないまま=ピンピンしたまま」、人生を全うする方を増やしていこう。という想いを日々新たにしながら、頑張ってる会社ではあります。
- 【内科系】糖尿病、高脂血症(脂質異常症)、高血圧、脳血管障害、心疾患、メタボ…
- 【整形外科系】ヒザ痛(変形性膝関節症など)、腰痛(脊柱管狭窄症など)、肩が痛い(肩関節周囲炎など)、骨粗鬆症…
そうした症状に悩む方…「いつかカイゼンしよう」というお気持ちもわかりますが、このコラムを読んで頂いたなら、今、一度、「だまされたと思って」、体験にお越し頂けたら幸いです。
最後)私の母は、リハデイを卒業後、私の家族(妻と3人の子供達)と一緒に沖縄へ遊びに出掛け、シュノーケリングしたり(しかも野生のウミガメを見たり!)、カチャーシー(沖縄民謡)を踊ったりできるようになりました。
「健康であること」が、当たり前だと思い込んでいた私達ですが、それが当たり前ではないことを学び、その上で、家族全員で旅行へ行けたのは、この上ない幸福でした。
しかし、最も理想的なのは「(多少の加齢現象は仕方ないけど)なるべく健康なまま人生を全うすること」だと思います。
繰り返しますが、ひとたび「要支援状態」になってから「健康な状態」に戻る確率は、今の日本においては1%未満ですので…!
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