野菜はアンチエイジングな食材!毎日食べよう!
毎日のお食事で野菜を意識的に摂れていますか?
昔から野菜は積極的に食べるように言われていますが、実際に必要な分を食べれている方は少ないのです。
今回は改めて野菜と摂ることのメリットや、ぜひ食べてほしい野菜もご紹介します。
野菜を食べないと老けてしまう?!
私たちが呼吸をして、体内に取り込まれた酸素のほとんどがミトコンドリアという細胞で使われます。
この時に取り込んだ酸素の数パーセントは活性酸素に変化します。活性酸素は過剰になることで私たちの細胞が傷つきます。過剰な紫外線を浴びることや喫煙なども活性酸素は作られます。
活性酸素はビタミンCを破壊し、シミそばかすの原因となるメラニンを増加させるので美容の敵です。
これを抑制するのが「抗酸化物質」と呼ばれるもので、栄養素でいうとビタミンA,C,Eやβ₋カロテン、
そして野菜に多く含まれる「ファイトケミカル」が活性酸素を解毒する酵素(SOD₌スーパーオキシドディスムターゼ)を活発にします。
私たちの体の活性酸素を解毒するためには野菜を食べることです。野菜には免疫力や抗酸化作用を高める栄養素が、なんと今までに1000種類以上も発見されました。
野菜はがん予防になるなど言われているのには納得ではないでしょうか。
野菜や果物に含まれているファイトケミカル一覧表
こちらは野菜や果物に含まれているファイトケミカルの一覧表です。
ファイトケミカルとは、植物が有害物質や外敵から身を守るために作られる物質で、人体にも良い効果をもたらしてくれるものです。
食材 | 成分 | 効果 |
ブロッコリー | スルフォラファン | がん予防 |
トマト | リコピン | がん、ストレス予防 |
大根 | イソチオシアネート | 免疫力アップ |
ウコン | クルクミン | 認知症の予防(脳の活性化) |
緑黄色野菜全般 | クロロフィル | 肌の老化予防 |
ニンジン | β‐カロテン | ガン、動脈硬化予防 |
玉ねぎ | 硫化アリル | 血栓予防、体の毒を排出 |
里芋 | ムチン | 血糖値の上昇を抑える |
ブルーベリー | アントシアニン | 目の老化予防 |
緑茶 | カテキン | 動脈硬化、血栓予防 |
生姜・かぼちゃ | ルテイン | 視力低下予防、がん予防 |
などがあげられます。
その他にも、野菜にはまだまだ未発見の成分があるのだとか。
今後も、新しい成分が発見されるのはとても楽しみですね。
抗酸化力を発揮する他の食材
野菜や果物のファイトケミカルをご紹介しましたが、実は他にも抗酸化力を発揮する食材が存在します。
それは「発酵食品」です。
納豆
日本人がよく食べる納豆は大豆に納豆菌を混ぜて発酵させたもので、納豆菌の働きで大豆が消化しやすくなり整腸作用もあります。
栄養的には植物性たんぱく質、カルシウム、鉄が含まれています。大豆に含まれている「大豆イソフラボン」は、動脈硬化や脂質異常症を予防するとも。
また、大豆イソフラボンは女性ホルモン(エストロゲン)と似た働きが認められており、更年期障害や骨粗しょう症などの予防になると言われているのは有名です。
塩麴
塩麴には、活性酸素を無害にする力を発揮するので老化予防になります。
素晴らしいのは麹の力です。
塩麴や醤油麹などの発酵調味料の中にある麹菌にはプロテアーゼという酵素が含まれ、プロテアーゼはたんぱく質を分解するので、お肉などのやわらかさがアップする効果もあります。
他にも、でんぷんをブドウ糖に変えて穏やかな甘みを引き出す効果もあり、麹菌により発酵が進むことでビタミンB1,B2,B6,パントテン酸などの、もとの素材にはない栄養成分が増加することも!
麹によって生み出されるアミノ酸の1種にGABA(ギャバ)があり、ストレス軽減効果としても知られていますが、他にも血圧を下げ中性脂肪やコレステロールの増加を抑える働きもあるのです。
▼さらにすごい!塩麴についてのコラムもご覧ください
赤ワイン
赤ワインも抗酸化作用があり、ファイトケミカルの1つであるポリフェノールが含まれ、悪玉コレステロールの酸化の予防効果があります。
ただし赤ワインはアルコールが入っていますので、健康に悪影響を与えない量を守りましょう。
赤ワインの適量は1日グラス2杯までです。
鮭
鮭も高い抗酸化作用があり、鮭にはアスタキサンチンというカロテノイド(色素)に高い抗酸化力があるのです。
コレステロールの酸化や動脈硬化予防に、脳細胞の修復する働きまで持っているのです。
その他ビタミンDやDHAも含まれているため、高齢者やお子さんにもおすすめの食材です。
鮭に塩麴をつけて焼き鮭にして食べてみることもいいですね!
栄養価が高い鮭(魚)を選ぶ際は「天然もの」を選ぶようにしましょう。
時間がない時でも野菜を摂り入れよう
仕事などしていると、忙しくとにかく時間がないことが誰しもありますよね。
そんな時につい、手軽なコンビニ弁当や外食などで済ませてしまうことも多いのではないでしょうか。
ですが、コンビニ弁当などには添加物も多く、野菜が少ないこともあるため栄養面の偏りが出てきてしまうことも…
忙しい時ほど、体調面は特に気を付けたいものです。
ファイトケミカルが多い野菜一覧に載っている野菜が含まれている食事を選ぶように変えてみましょう!
食材 | 成分 | 効果 |
ブロッコリー | スルフォラファン | がん予防 |
トマト | リコピン | がん、ストレス予防 |
大根 | イソチオシアネート | 免疫力アップ |
ウコン | クルクミン | 認知症の予防(脳の活性化) |
緑黄色野菜全般 | クロロフィル | 肌の老化予防 |
ニンジン | β‐カロテン | ガン、動脈硬化予防 |
玉ねぎ | 硫化アリル | 血栓予防、体の毒を排出 |
里芋 | ムチン | 血糖値の上昇を抑える |
ブルーベリー | アントシアニン | 目の老化予防 |
緑茶 | カテキン | 動脈硬化、血栓予防 |
生姜・かぼちゃ | ルテイン | 視力低下予防、がん予防 |
まとめ
野菜には体を元気にしたり、病気予防にもなる栄養がたくさん含まれています。
忙しすぎて「おなかが満たせればいいか…」と、体に栄養を忘れがちになっていませんか?
これからの未来、不健康になり後悔しないためにも今から毎日野菜を食べることを意識しましょう!食べたもので身体は作られるのですから。
必要量は1食につき、温野菜は『方手のひらサイズ』生野菜は『両手のひらサイズ』です。
日々、元気に過ごすためには食事と運動のセットが大切です。
ぜひスマートチェーンサービスもご覧ください。
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