ローカロリーでダイエットにも良い？！キノコの栄養って素晴らしい｜コラム｜コラム

みなさんが普段口にしている「キノコ」はカロリーが低く、とても栄養価が高いのはご存知でしょうか。

キノコが苦手…という方も、キノコは素晴らしいダイエットフードということにわかれば「食べてみようかな…」という、前向きな気持ちになるかもしれないですね！

今回は、健康にいい影響があるキノコの栄養についてのご紹介です。

キノコは低カロリーでダイエット向き

価格が高騰している中でもお手ごろな価格で手に入りやすいキノコは、普段から積極的に摂り入れている方も多いのではないでしょうか？

低カロリーな上に食物繊維が豊富で、便秘改善やダイエットを目指す方は、週に数回摂り入れるのがおすすめです。

食物繊維たっぷりの食事は、血糖値を緩やかに上昇させる他、腸内細菌のエサになったり早く満腹感を感じさせる効果もあるのです。

他にも、ビタミンB群や日本人に不足がちなビタミンDも豊富に含まれており、優秀な健康食品です。

最近はキノコ類が持っている成分に注目が集まっています。

特に、きのこの細胞壁に含まれている食物繊維の一種である"β-グルカン"という成分です。

免疫機能を司る器官のサポートや、花粉症やアレルギー予防や改善、そしてガンにも効果があるかもしれない…と期待が高まっています。

また、近年では一部のキノコにはお医者様も注目している成分があります。

それは"エルゴチオネイン"という成分です。

舞茸やひら茸にも含まれ、特に多いとされているのがたもぎ茸です。

たもぎ茸は、北海道の短い夏にしか採れない幻のキノコとも呼ばれています。たもぎ茸

"エルゴチオネイン"は、抗酸化作用や抑うつ作用そして脳の活性化作用が報告されています。

黄金色なので、別名「ゴールデンマッシュルーム」とも呼ばれています。

東京慈恵会医科大学による大規模調査で、日本人の98％がビタミンD不足であることが明らかになりました。

ビタミンDの不足は、骨粗しょう症など病気の他に感染症のリスクも高くなることが報告され、近年は新型コロナウイルスの重症化因子としても注目されています。

キノコは、ビタミンDも豊富な食材です。

特に紫外線を浴びて作られた「干しシイタケ」や「干しキクラゲ」に多く含まれています。

キノコの種類とビタミンD含有量を表にまとめました。

また、各キノコも加熱調理をすることでビタミンDの栄養価が上がります。

こちらの表はビタミンD1日必要推奨量になります。