肉の種類によって栄養が違う?!いろいろなお肉を食べて栄養を摂ろう!
私たちが普段食べているお肉は、肉の種類によって栄養素が違うことをご存じでしたか?
いろいろな種類のお肉を摂ることで、体内にいろいろな栄養が届きます。今回は、お肉の栄養についてのご紹介です。
肉の種類
日本で食べられている食用肉は以下になります。
- 牛
- 豚
- 鶏
- 羊
- 馬
- 鴨
- ジビエ(鹿、いのししなど)
などがあげられます。特に、日本では、牛・豚・鶏肉(北海道はそのほかに羊肉)を、食べることが多いです。
優れたたんぱく源
筋肉作りや体内に侵入した異物を無力化する抗体も、タンパク質でできています。たんぱく質を摂らないと、筋力低下、免疫力低下、転倒や骨折のリスクも高くなります。
肉の成分で大きな割合を占める栄養素は「たんぱく質」です。動物性のたんぱく質は、身体づくりに欠かせない「アミノ酸」が豊富に含まれています。
その他、たんぱく質が含まれている食材は、魚、乳製品、大豆製品などもあげられますが、
どれか1つ食べていればいいわけではなく、それぞれの食材からしか摂取できない栄養素もあるのです。
牛肉は亜鉛や鉄分が豊富
焼肉などで大活躍する「牛肉」は日本人に足りないと言われている亜鉛が豊富です。
亜鉛はタンパク質の構成成分として不可欠であり、味覚、創傷治癒や血中ビタミンA濃度の調整などを行う栄養素です。成長期に特に必要とされます。
体内において各種酵素の組成に必要不可欠であり、人体にとって大変重要な栄養素なのです。
不足することで、皮膚炎、味覚障害、食欲不振、脱毛、疲労感などがあげられます。
そして、鉄は全身に酸素運搬能力をもちます。鉄不足により脳へ酸素が行きわたらないと学習能力などに影響も。そのほか貧血もあげられます。
そして牛肉は体内で生成できない9種類の必須アミノ酸のバランスも良いのです。健康的な体作りにかかせないですね。
おすすめの牛肉は牧草から育った牛「グラスフェッドビーフ」です。
豚肉はビタミンB群が豊富
豚肉も食卓にはかかせなく、子どもにも人気のあるお肉なのではないでしょうか。
豚肉には、ビタミンB1の含有量は食品全体のなかでもトップクラスに含まれており、ほかの肉に比べてリノール酸などの不飽和脂肪酸の占める割合も多く、コレステロールの心配があまりないお肉です。
ビタミンB1は体内で糖質やアルコールの代謝に必要な成分です。そのため、ご飯などの炭水化物を食べてもビタミンB1が不足するとエネルギーが作られないのです。
不足することで、記憶力の低下、情緒不安、うつ病などを引き起こす可能性も。疲労回復にも効果のある栄養素です。
豚の内臓(レバー=肝臓、ハツ=7心臓、マメ=腎臓、ガツ=胃、ヒモ=超)は、中国ではあらゆる部位を薬として利用しています。
鶏肉は低カロリー高たんぱく
鶏肉は牛肉や豚肉に比べて脂質が少なく低カロリーのお肉で、鶏のささみや皮なしの胸肉は高たんぱく、低脂肪なのです。
そのほかではビタミンAがほかの肉類より3~10倍多く含まれています。
身体の代謝を助けるビタミンB6も豊富。不足すると低色素性小球性貧血、脂漏性皮膚炎、口角炎、舌炎などがあります。
また、鶏むね肉に含まれているイミダペプチドという栄養は疲労回復に効果があると言われています。
ブロイラー※はやわらかくて癖がなく値段も安くて使いやすいですが、うまみに欠け、皮や脂の多い部分はほかに肉より、カロリー、コレステロールが高くなる傾向も。
肥満や動脈硬化が気になる人は、ささみや値段は多少かかっても放し飼いの銘柄鶏を食べるといいでしょう。
※ブロイラー…肉鶏の一品種。食肉専用、雑種鶏の総称。
羊肉はビタミンB群が豊富
羊は、子羊(生後1年未満)を「ラム」、成羊を「マトン」と呼んでいます。鉄や亜鉛も豊富ですが、脂質の代謝を助けるビタミンB群、特にビタミンB12が多く含まれています。
ビタミンB12は、葉酸と協力してヘモグロビンの合成を助け正常な赤血球を作ります。また、タンパク質や核酸の合成、神経機能を正常にする、集中力を高めるなど精神を安定させる効果も。
また、羊の肉には「カルニチン」という脂肪燃焼効果がある栄養も含まれています。
中国やモンゴルでは「女性のためのお肉」と呼ばれています。
年齢と共に減少する肉食
加齢とともに、筋肉を作る「たんぱく質」が必要になります。年を取ったからこそ、栄養価の高い食事を心がけなければいけません。
日本人は高齢になるほど、たんぱく質摂取量が減っていく傾向がありますが、たんぱく質を積極的にとる必要があるのです。
たんぱく質を摂らないと筋力低下で転倒や骨折のリスクも高くなるからです。そして、適度な脂質も必要になるので、
たまには豚バラや牛カルビなどこってりしたお肉も食べることがおすすめ。(たまには…ですよ)
まとめ
お肉は身体を作る大事な栄養の1つになります。血液中で栄養状態を確認するのに「血清アルブミン値」があります。(少ないと褥瘡の可能性も)加齢とともに減る傾向があります。
アルブミンが不足することで、栄養不良を起こしてしまい、体力が減少し寝たきりになってしまう可能性も。
年を重ねるとたんぱく質は必要になってきますので、粗食を目指すのではなく、お肉も摂り入れた食事を心がけましょう。
筋肉をつけるには食事も大切ですが、身体を動かすことも大切です。
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