冷めたご飯にはメリットがたくさん！ダイエットに向いているって本当?!

そろそろ、新米の時期で今年も美味しいご飯が食べれそうですね。

ご飯は炭水化物で糖質が含まれていますので、ダイエットに向いている?!と聞いてもきっと、ピンと来ない方も多いと思います。

実は、お米は食べ方の工夫次第でダイエットにもなるのです！

今回は、新米の季節前にご紹介します。

冷めたご飯はダイエット食に向いている⁈

「ご飯」と聞くと、減量というイメージより体重増加しやすい食材というイメージの方が強く、特に体型を気にしている方は避けているかもしれません。

ですが、冷めたごはんとなると実は体にとってメリットがたくさんあるのです。

まずは、冷ましたご飯は温かいものよりよく噛むようになります。噛むことで満腹中枢が刺激され、温かいご飯より早く満腹感を得られ、血糖値を上げにくいという利点も。

冷めたご飯は消化が緩やかになるため、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。

血糖値が緩やかに上昇することで体重や内臓脂肪の増加を抑えることが可能に。

そして、白米が冷えて増える難消化性でんぷん「レジスタントスターチ」このレジスタントスターチは、腸内細菌のエサになったり、善玉菌が活性化しやすくなる働きがあるのです。

レジスタントスターチって何？

レジスタントスターチは、体内で消化できない（レジスタント）でんぷん（スターチ）で「難消化性でんぷん」と呼ばれています。

通常のでんぷんは、摂取すると小腸で消化酵素により分解されてグルコースになり血液に送り込まれて血糖値が上昇します。

レジスタントスターチはヒトの小腸まででは消化されにくく大腸まで届くでんぷんで、腸内細菌のエサになり、便秘改善、血中コレステロールや中性脂肪の減少、血糖値の急激な上昇、体重増加を抑える効果があることがわかっています。

そして大腸まで届き腸内細菌により酢酸・酪酸、プロピオン酸やコハク酸などの短鎖脂肪酸に変えられます。

短鎖脂肪酸は腸内の悪玉菌を活動させにくく、善玉菌を増やす効果があるのがわかっています。

でんぷんと呼ばれながらも、エネルギーになりにくい食物繊維の一種とされている、レジスタントスターチ。

レジスタントスターチは、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を併せ持ったハイパー食物繊維。

それが冷めたご飯で増えるのです。

おすすめの食べ方

冷えたご飯でレジスタントスターチを美味しく摂れる方法は「おにぎり」や「お寿司」です。

おすすめの具をご紹介します。

鮭おにぎり

朝食にもぜひおすすめの組み合わせです。朝食に、炭水化物（ご飯）＋たんぱく質（鮭）の組み合わせで摂ることで、体内時計がリセットされやすくなります。

体内時計がリセットされないと生活習慣病にもかかりやすくなります。

そして、魚が一番体内時計をリセットさせやすい食材。

朝食にも最高の組み合わせです。

梅おにぎり

最近、あまりみかけなくなった「梅おにぎり」。昔ながらの梅おにぎりも体にメリットがあります。

梅に含まれているクエン酸は、疲労回復効果の他、殺菌・除菌効果もあるのです。

昔はおにぎりに梅を具にしたのは、クエン酸で微生物の繁殖を抑える効果を狙い、食中毒予防の効果も期待したのです。

そして、梅は発酵食品。腸内環境も整いますし、梅は酸っぱいので唾液分泌にも。

唾液分泌することで、骨や歯の再石灰化を助ける働きや皮膚の新陳代謝を促し、アンチエイジング効果もありますし、その他、IgA（免疫グロブリンA）が含まれています。

こちらには、抗がん作用や身体の細菌やウイルスから守る体内の抗体の1つで、唾液に多く存在しています。

唾液に含まれる酵素（アミラーゼ）は、食べ物に含まれるでんぷんを分解し胃の中での消化を助ける働きががあるのです。

唾液にはメリットがあります。その唾液分泌を促してくれる食材の１つが梅なのです。

納豆巻き

発酵食品でもあり、良質な植物性たんぱく質が摂取できます。ご飯は酢飯なのでクエン酸も含まれていますね。

納豆には女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする大豆イソフラボンも含まれています。

そして、大豆にはカルシウムも多く含まれています。特に40代からの女性におすすめの組み合わせです。

ダイエットに向いているお米

血糖値が緩やかに上昇しやすい食べ方が減量効果や病気予防を発揮します。冷めたご飯もですが、その他玄米や分づき米もおすすめです。

白米より食物繊維と栄養も豊富です。

玄米は好みがあるのと、発芽毒があります。発芽毒は、人の細胞のミトコンドリアも傷つけることがわかっています。

ミトコンドリアが傷つくことで、低体温、がん、赴任、免疫力が低下する可能性が大。

白米より栄養があるとされる玄米を食べる際には、発芽毒を無毒化させるのがおすすめ。

玄米は夏は12時間程度、冬は24時間程度浸水することで無毒化されます。そして、浸水することでお米に水分が入るので食べやすくもなるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ダイエットには避けがちなご飯も食べ方の工夫によってダイエットに向いていることがわかりました。

そして、冷めたご飯を食べることで得られるメリットも。

ダイエット中でも美味しくご飯が食べれますように。（食べすぎはよくありませんが…）

食事と運動で理想的な体系に。

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